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大学の語源(その48)ムン大統領が「大韓民国」を「大韓美国」と書いた誤字の語源的解釈!
 
 韓国のムン大統領が、6月29日、ホワイトハウスに招待された。

 晩餐会の会場に入る時、芳名帳が用意されていて、それに記入する際、
 自国名と自分の名を記入することになっていた。

 その時、「大韓民国」と書くべきところを「大韓美国」と書いてしまった。

 これは漢字で書かれたものではなく、ハングルで書かれたものである。

 「大韓民国」の「民」は、ハングルで「0I]の下にバッチムと呼ばれる
 「ン音」を表す「L字」の横一を長くした記号を入れる。

 音で表現すると、「ビ・ミ」の音に「ウン音」を足して、「ミン」と表音する。

 「0I」だけだと「ン音」がないから、単に「ビ・ミ」となる。

 ムン大統領は、その「L字」を加えるのを忘れたのである。

 それは、記名された箇所が撮影され、ユーチューブにも映像として残っている。

 ムン大統領が別な国の晩餐会に出席したのなら大きな問題にならなかったが、
 トランプ大統領にホワイトハウスの晩餐会に招待されたのだから、大きな問題と
 なってしまった。

 なぜなら、日本ではアメリカ(USA)を「米国」と呼称するが、中国では
 アメリカを古来「美」もしくは「美国」と書いて来たからだ。

 日本語の「米国」は、「アメリカ」を「亜米利加」と万葉仮名のように表記し、
 頭音の「亜」を聞き飛ばし、「米(マイ・ベイ)」を残して、
 そのうち「ベイコク」呼ぶようになった。

 中国語の「美」は中国語で「mei(メイ)」と発音する。どうも、
 日本語の「亜米利加」(アメリカ)に対し、中国人は、曖昧母音の「亜(ア)」
 を飛ばして、「美利堅」(メイリケン)とし、その頭音の「美(メイ)」だけで
 アメリカを表現するようになった。

 そう言えば、日本の横浜にも、「メリケン波止場」というアメリカ軍の波止場が
 あり、流行歌でもよく歌われたような記憶がある。

 朝鮮半島には、この日本式の「米国」と中国式の「美国」が伝えられ、現在の
 韓国では、後者が採用されて、ハングル化されたようである。

 だから、ミ音を表す「0I」を書くと「美国」となり、「アメリカ」を意味する。

 「民(ミン)」を表すハングルは「0I+L]としなければならないのだが、

 ムン大統領はうっかり「L」を書き忘れたため、「大韓美国」を意味する
 ハングルを書いてしまった。

 韓国のメディアは「戦略的なミス」としたが、これは単なる「書き間違いと
 判断して間違いないだろう。

 「表音文字」にしてしまうと、どうしても「語源的解釈」が疎かになる。

 たとえば、日本語のカタカナの「ミ」の語源は?

 これは、「三(サン」を日本語で「みっつ」と言い、「頭音」に由来する。

 では、平仮名の「み」の語源は?

 これは、「美(ビ・ミ)」の草書体に由来する。

 日本人の多くがすでに忘れていることで、そういう意味で「表音文字」はとても
 便利なようでいて、実はとても恐いものなのだ。

 それでは、「つ」と「ツ」の語源は?

 誰も、答えられないだろう・・・
 
 これは、ほとんどの日本人がもう答えられない時代になっていることを指す。

 表音文字だけの言語にしてしまうと、「うっかりした書き間違いのミス」が
 多くなり、古い歴史の細やかなところが読めなくなるということもある

 このブログのように「和・漢・洋・才!」でないといけない・・・

 


 

 

 
 

 

 

 

 

 
author:ぷるの飼い主, category:U-Uiversityの語源, 15:16
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