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大学の語源(その41)、10月25日放送のNHK「新・映像の世紀」初回に、重大な歴史誤認あり!
 
 今日10月25日放送のNHK「新・映像の世紀」初回に、重大な歴史誤認が
 あった。

 それは、冒頭の「第一次世界大戦」前の国際外交を語る個所と、何回か出された
 ヨーロッパの地図にあった。

 当時のヨーロッパは、イギリス・フランス・ロシアの「三国協商」と、
 それに包囲されたドイツ・オーストリア・イタリアの「三国同盟」という
 ふたつの軍事同盟が対立していた。

 しかし、NHKは「ドイツ・オーストリア・オスマントルコ帝国」とした。

 オスマントルコ帝国も「三国同盟」に参加し、「三国協商」の国々と戦争した
 のは事実であるが、1882年から「三国同盟」に参加したイタリアが
 第一次世界大戦の最初、中立国の立場を貫いたことを忘れてしまったのである。

 イタリアは、「三国同盟」が有利か「三国協商」が有利か状況を見つつ、
 ドイツとオーストリアを裏切って、オーストリアとの戦争に踏み切った。

 その対オーストリア開戦は1915年4月で、その後ドイツ軍とも戦っている。

 最後の映像で、イタリアの代表がイギリスやフランスの代表とともに、
 アメリカのウイルソン大統領を迎えてパリ講和会議に参加していることがわかる。
 
 裏切りによって、イタリアは戦勝国の一員になり、五大国になったのである。

 残念ながら,NHKは、それをすっかり見逃していた・・・

 このイタリアの「三国同盟離脱行為」は、東大の歴史の先生も見逃してしまう
 ぐらいだから、しょうがないかもしれないが、歴史誤認であることには違いない。

 NHKは、第一次世界大戦の21年後、第二次世界大戦が始まったと語っている。

 その時には、日・独・伊の「三国同盟」だった!

 これに参加したことが、日本が太平洋戦争を始めてしまったことの主因である!

 このことについては、『なぜ日本人は、あの戦争を始めたのか』に
 詳しく書いたので、それを読んで戴きたい。

 ドイツのヒトラーとイタリアのムッソリーニを信奉した日本人がいたことが
 日本をあの戦争に引きずって行ったのである。

 松岡洋右外相、大島浩ドイツ大使、白鳥敏夫イタリア大使の3人の罪は大きい!

 NHKの「新・映像の世紀」はなかなか面白かったが、映像の強さを出そうと
 するあまり、大事な時代の流れというものを見失う恐れがないとはいえない。

 

 

 

 

 
author:ぷるの飼い主, category:U‐University(大学の語源事典), 22:48
comments(1), trackbacks(0), pookmark
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Comment
この番組のプロデューサー知ってるし、身内にNHKの出世コースの者がいるが、警察と同じで、キャリア組は転勤も少なく、このような番組や、「紅白」をプロデュースしてる。
キャリヤでない奴らは全国転勤で大変でかわいそうだな
NHK 出世コース, 2016/02/26 1:18 AM









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