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大学の語源(その36) 日経が英紙フィナンシャル・タイムズを買収したので、finance(ファイナンス=財政・金融)の語源について!
 
 7月24日、朝日朝刊を開いておどろいた!

 「日経が英FT買収 1600億円、英企業と合意」とヘッドが踊っていた・・・

 中を読むと、

 「教育事業や出版を手がける英総合企業ピアソンは23日、傘下の英経済紙
  フィナンシャル・タイムズ(FT)のグループを日本経済新聞社に
  8億4400万ポンド(約1600億円)で売却することで合意したと発表」

 このフィナンシャル・タイムズをウィキペディアで引くと、

 「フィナンシャル・タイムズ 『ファイナンシャル・タイムズ』(The Financial
Times、 FT)は、イギリスで発行されている日刊新聞である」

 ここではっきりしていることは、

 一般的に、The Financial Times、FTには、「フィナンシャル・タイムズ」と
 「ファイナンシャル・タイムズ」とふたつの呼び方があるということだ!

 これを「発音の違いがあるだけだ」と思う人は、確かに英語に強い人といえる。

 しかし、「この発音の違いが語源に関係している」と思う人は、非常に少ない!

 この financial(フィナンシアル/ファイナンシャル)は,

finance(フィナ〜ンス)という古期フランス語に由来し、

 原義は、「終わり、支払い、財務、お金」・・・

 つまり、「最後はお金で解決する=賠償する、最後にお金の仕事が残っている
 =財務をする」ということが、古い言葉の意味だったのである。

 そこから、現在のような「(特に公的な)財政」(『ニュー・カレッジ
 英和辞典』研究社)の意味に変化したのである。

 フランス映画を観ると、最後に fin(ファン)と出て来るが、

 これは「おわり」という意味で、finance (フィナ〜ンス)と語源が同じ!

 英語に、fine (ファイン)という言葉があるが、「罰金」という意味もある。

 イギリス人や英語を話す人は「ファイナンシャル・タイムズ」と呼ぶ人が多く、

 その人々は「フィナンシャル・タイムズ」と呼ぶ人をちょっと小馬鹿にしていた。

 でも、今ではイギリス国内の部数よりも、世界各国で読まれる部数の方が多い。

 そういう時代なら、どう呼んでもいいというような気がする・・・

 



 
author:ぷるの飼い主, category:U‐University(大学の語源事典), 17:11
comments(1), trackbacks(0), pookmark
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Comment
大学(ユニバーシティ)の語源を検索してこのサイトにたどり着きました。このファイナンスの語源の記事も読みました。語源が持つ意味の明快さに驚愕しています。語源ってめっちゃ面白いですね。語源のサイトを作ってくださった事に感謝します。
まげ, 2015/08/31 8:13 AM









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