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Brand (ブランド)の語源とCouneterfeit (カウンターフィット=偽ブランド)の語源について!
 2月1日の朝日夕刊によると、「中国人のブランド品購入額は、フランスで1位」だったとか・・・
 パリ支局の国末憲人さんという記者が発したところによると、
「中国人がフランスで買ったブランド品などの免税品の額が昨年、ロシア人を抜いて1位に躍り出た。還付請求代行業者グローバル・リファンド社が発表した。
 中国人の免税品購入額は2009年、前年比47%増の1億5800万ユーロ(約208億円)。その87%はファッション関連に費やされた。
 ブランド志向が強いうえ富裕層が急増していたロシアは、金融危機の影響のためか前年から約23%減の1億1100万ユーロ。1位の座を明け渡した」
 さらに、こう書いている。
「かつて圧倒的1位だった日本人は07年にロシア人に、08年は中国人に抜かれ、昨年も3位」
 ということで、今日は、Brand (ブランド)の語源・・・
 研究社の『英語語源辞典』によると、
「古期英語の初出の意味は、「燃え木、燃え火」。そこから、「焼印、烙印、汚名」という意味を派生し、1827年に「商標・銘柄」という意味に発展した」
 厳密な文献引用は割愛するが、牛や羊などの家畜を放牧すると、他人の所有するものの中に紛れ込むことが多かった。そこで、「燃え木」などで「焼印」を押し、「自分の所有物」を主張する時代があった。それが、「烙印・汚名」と意味変化したのは、犯罪者に対し、そういう「罰」を与えたからに他ならない。日本でも江戸時代までは、「罪人の腕に刺青を入れる」というお仕置きがあった。 
 それが、1827年に急にいい意味に変化する。「商標・銘柄」というのは、老舗や開発メーカーが自分の商品の優秀さやオリジナル性を主張するために商品につけた記号であり、名前である。
 ということは、19世紀の前半期、資本主義揺籃期にすでに、「商標・銘柄」を犯すような商業行為が盛んになったことを意味する。
 では、「中国人がなぜ、ブランド品購入の1位」になったのか。それについては、2月10日のテレビ朝日の夕方ニュース「J チャン」で、「▽偽ブランド品摘発! 急増する意外な模造品 その正体は」という特集が組まれていた。ブランド品に関してはけっこう目ききに見えるテレビ朝日の女子アナウンサーが、「偽ブランド品」を「ブランド品」、「ブランド品」を「偽物」と鑑定したのが面白かった。
 急増しているのは、海外郵便物に紛れ込ませて、「偽ブランド品」を入れ込む手口で、その摘発件数が非常に多くなった。ただし、発送元ははっきり知らせなかった。が、中国であることに間違いない。
 ということは、国内で「偽ブランド品」をつかまされるのを恐れた中国人富裕層が、フランスや日本などのブランドショップに訪店し、直接購入することが多くなったということなのだ。
 最後に、「偽ブランド品」を英語で、Couneterfeit (カウンターフィット=偽ブランド)という。これは、中期ラテン語 contra (コントラ=逆・反)+facere (ファケレ=作る)に由来し、「反して作る」。そこから、「偽造品・模造品・偽作」という意味になっている・・・
author:ぷるの飼い主, category:B_Business(ビジネス英語の語源事典), 12:47
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今日の朝日の一面トップは「日航 更正法申請」。そこで、「会社更生法」の語源!
 トップの見出し「日航 更正法申請」を受けて、「再建へ機構支援決定 負債総額は2・3兆円」、さらに「「日本航空は19日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。〜金融を主力としない企業としては、最大の経営破綻になった」とある。 そこで、「会社更生法」の語源を調べてみた。
 平凡社の『世界大百科事典』によると・・・
「第2次大戦後、占領軍当局の示唆のもとに、アメリカから外資導入を容易ならしめるとの目的をもって、当時のアメリカ連邦破産法 Bankruptcy Act (バンクラプトシィ・アクト=倒産法)第10章に規定されたコーポレート・リオーガニゼーションを範とし、既存の破産法や和議法の法技術を応用し、大企業の倒産を眼中に置いて作られたのが会社更生法である・・・(谷口安平)」
 すなわち、アメリカの法律用語である Corporate Reorganization (コーポレート・リオーガニゼーション=会社の革新・改革・再組織)の日本語訳が「会社更生法」だったのである。
 そして、単に「法人としての会社の建て直し」を図るのではなく、二度と同じような失敗を繰り返さないよう、根底から事業の将来性を見直し、経営の革新・従業員の意識改革・組織の再編成を行ない、「法人としての社会的基盤や経済的自立をまったく新しく確立させる」という大前提を主眼としているということらしいのだ!
 日本航空は、前から、企業としての問題性を指摘されていた。しかし、真の「革新・改革・再組織」を先送りにし、常に「表面的な刷新」しか行なってこなかった。
 たとえば、Symbol Mark (シンボル・マーク)の「鶴(つる)のマーク」を外して、「JAL (ジャル)」というローマ字にしたことだって、今から思うと、何とも表面的な刷新だったことか!
 しかも、「A」の字を「上から下へ真一文字に袈裟懸けに斬った<ノ>の赤字がアクセント」になっている。これなどは、まさに、Air (エア)の「A」を斬って、出血の大赤字を垂れ流す「 Line (ライン=航空路線)」という感じがしてしまう。
 どこに Corporate Identity (コーポレート・アイデンティティ)を依頼したかわからないが、本当のプロはこういうことをしないし、そんな金のかかる「C・I 作業」よりも、優先すべき重要な懸案が山積みになっていたはずだ!
 最後に、bankruptcy (バンクラプトシィ=倒産)の語源を!
 研究社の『英語語源辞典』によると・・・
「bankruptcy (バンクラプト=破産者・支払不能者)の初出は1533年で、直接の語源はイタリア語のbanca rotta (バンカ ロッタ)、「壊された両替商のベンチ」という原義であった」
 これに関しては・・・
「両替商が支払不能になると帳場(=bench)が壊されたことにちなむという説があるが、これに反対する意見もあるという」
 「JAL (ジャル)」の場合、「袈裟懸けに斬られたマーク」ということになる・・・
 

author:ぷるの飼い主, category:B_Business(ビジネス英語の語源事典), 11:07
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優勝を祝うシャンペンかけ、シャンペンじゃないといけない語源的理由!
ロッキーズの松井稼男央選手がワイルドカードの決定戦でも大活躍し、チーム12年ぶりとなるポストシーズンへの進出を導いた。何度も「ビールかけ」を体験して来た松井でも、「シャンペンは初めて。こういう経験ができる大リーガーは幸せです」と大喜び。
この「シャンペンかけ」を英語で、champagneーfight(シャンペイン・ファイト)という。日本では、ビール会社の寄贈による「ビールかけ」が恒例であるが、本来なら、「シャンペンかけ」でなければならない。語源的に解説すると・・・
英語のchampagne(シャンペイン)は、仏語のchampagne(シャンパ〜ニュ)、「フランス北東部シャンパ〜ニュ地方」や「そこで生産された発泡ワイン」に由来する。さらに語源をさかのぼると、後期ラテン語のcampaniam(カンパーニアム)。これから、英語のcampaign(キャンペイン=平原・会戦)やchampion(チャンピオン=戦士・優勝者)という言葉が出ている。
つまり、語源的にいうと、シャンペイン・ファイトは、「シャンペンをかけ合ってchampion(チャンピオン)になったことを祝福するふざけ合い」というような意味なのだ。だから、「ビールかけ」は、シャンペンが切れてビールになるのは構わないとしても、最初からだと、ちょっと寒々しく、安っぽい感じを与えてしまう。日本のプロ野球がMLBに対抗し、決して負けない世界最高のプロリーグのひとつであるということを証明したいのであれば、ここらへんで、「本物のファイト」に変えて行ってもいい・・・

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author:ぷるの飼い主, category:B_Business(ビジネス英語の語源事典), 12:03
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Secretary(セクレタリィ=秘書)の語源は? 「ひ・み・つ」!
今日は、自民党総裁選挙の日。総裁が選ばれると、幹事長が決まる。幹事長の英語の表記は、Secretary−General(セクレタリィ・ジェネラル)。セクレタリィは、普通、「秘書」。その他に「書記」という意味がある。ジェネラルは、「官職名の後について、<総・長官>」。つまり「事務局を率いて、最高権力者(組織)を補佐する人」であり、英語を直訳すると、「総書記・書記長」となる。昔のソ連の「書記長」も、現在の国連の「事務総長」も、英語では自民党の「幹事長」と同じ・・・
では、secretary(セクレタリィ)の語源は何だろう? スペルをよく見るとわかって来る。そう、前の部分の語幹をなすsecret(シークレット=秘密)である。これは、ラテン語に由来し、se(セ=離されて)+cernere(ケルネレ=切り離す)で「本体から切り離された」。そこから「秘密の」という意味で使われ出した。
secretaryは、「秘密を打ち明けることのできる人・信頼のおける人」という意味で初出し、「書簡や秘密文書を管理する人」から「秘書官」、「大臣」となり、現在では広く「秘書」という意味で使われるようになった。
今まで、「秘書」という言葉を何の不思議も感じないで書いたり読んだりして来たが、よくよく見ると、「秘密の<秘>+書記の<書>」でできていることがわかった・・・

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author:ぷるの飼い主, category:B_Business(ビジネス英語の語源事典), 11:38
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billion(ビリオン=10億)に関する国際変遷史!
billion(ビリオン)はアメリカ英語で「10億」、イギリス英語で「1兆」。スペルの違いならわかるが、どうして意味が違うんだろうと疑問に思う人はたいへん多い。語源辞典には、フランス語に由来し、「bi(ビ=2、2倍)+million(ミリオ〜ン=100万)」と出ている。このbi(ビ)はラテン語が語源で、英語では(バイ)。この場合は「2乗」という意味だから、100万×100万で「1兆」。イギリス英語の方が語源に忠実だということになる。
どうしてアメリカで「10億」という意味に使われるようになったかというと、フランスの数学者が、「1兆という単位を使うケースは少ない。million(ミリオ〜ン=100万)は、mille(ミル=1000)の2乗だから、その上の1000の3乗、すなわち10億という意味にした方がいいのではないか」と提唱することがあった。フランスとアメリカがそれに同調し、イギリスがそれに反対したため、英和辞典では、アメリカ英語「10億」、イギリス英語「1兆」となったのである。
ところが、白水社の『仏和辞典Le Dico』を引くと、billion(ビリオ〜ン)は「1兆。(古)10億」となっている。これは、第二次世界大戦後、フランスで「原義の1兆という意味に戻そう」という運動が起こったためだとか。その後、アメリカ経済の発展は目覚しく、イギリスのビジネス界はアメリカ流の「10億」という意味が一般的に使われている。フランスでも同じだと思うのだが、言葉というのは、それぞれの国の歴史や国民性を背負っているから、なかなか難しい・・・

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author:ぷるの飼い主, category:B_Business(ビジネス英語の語源事典), 10:40
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