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1月19日の「天声人語」、「国会と減量は英語で同じつづり(Diet)」。そこで、ダイエット(Diet)の語源!
 朝日の「天声人語」の主旨は、「コラム的には都合のいいことに、国会と減量は英語で同じつづり(Diet)である。「ダイエットのダイエット」を急ぎたい」ということである・・・

 すなわち、「ダイエット(「国会)のダイエット(減量)を急ぐ必要がある」ということなのだ・・・

 しかし、問題は、diet(ダイエット)が「減量」と同じかということ!

 これを明確にするためには、「国会を意味するDiet(ダイエット、通常大文字)」と「食事制限の特別食や療法を意味するdiet(ダイエット、通常小文字)」がどのような語源なのか調べないといけない・・・

 そこで、『英語語源辞典』(研究社)を引いて、要約してみると、

 最近よく使われる「減量を目指したダイエット食事療法」という意味は、「ギリシャ語のdiaita(ディアイタ=生き方)、ラテン語のdiaeta(ディアエタ=生き方)に由来し、diet(ダイエット)という英語が初出してからは、「食事→規定食→食習慣→生き方→食糧」というような意味変化だった」。

 前者のDiet(ダイエット=国会)は、「ギリシャ語のdiaita(ディアイタ=生き方)、ラテン語のdiaeta(ディアエタ=生き方)がdies(ディエース=day(デイ=日))との連想により「別語」となり、「一日の旅程・仕事→会合・議会→日本・デンマーク・スウェーデンなどの議会の意味に変化」したらしい・・・

 語源的には同じだが、「国会」という言葉は「別な言葉の影響を受けて、別語になった」ということ!

 この「天声人語」の語源的問題にもどると、「国会議員の定数を減らし、減量すれば、日本の国会における政治が再生化するか」ということなのである。

 ここで重要なのことは、「ダイエット食事療法によるredution(リダクション=減量・削減)にはrebound(リバウンド=はねかえり効果による体重増量)という現象があることを忘れてはいけないということ!

 また、イギリスの国会をParliament(パーラメント)というが、これはフランス語のparlement(パルルマ〜ン=国会)に由来し、もともとはparler(パルレ=話し合う)が語源である。

 すなわち、「国会を減量してスリム化してもいいが、日本の国会が<話し合いの場>として本当に進歩向上するのか」ということなのである。スリム化したら、ますます「国会という場で話し合いの質が低下し、政治が最悪になった」というのでは、大変まずい!

 日本人は、話すのが下手な国民で、世界でも「話しベタの民族」に入るのではないかという気がする。

 日本人一人ひとりが「きちんと自分の意見を話せる」ようにならないと、「人気取り政治」の餌食になる。「国会を高度な話し合いの場」にするのは、日本人一人ひとりの覚悟が必要であるということだ・・・

author:ぷるの飼い主, category:P_Politics(政治用語の語源事典), 11:52
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大西洋・地中海クロマグロの国際取引を禁ずるモナコ案、否決! Monaco (モナコ)の語源は?
 昨日、大西洋・地中海クロマグロの国際取引を禁ずるモナコ案が反対多数で否決された。日本は反対の立場を取り、アジア・アフリカ・アラブ諸国の多くが日本の意見に賛成した。
 そこで、今日は、このMonaco (モナコ)の語源について、調べてみた・・・
 『世界地名ルーツ辞典』には、こうある・・・
「地中海沿岸にある公国。モナコは最初、フェニキアの植民市として開かれた港であった。前5〜6世紀ギリシャの支配下に入り、ヘラクレス神殿が建てられるなど、完全にギリシャ化した。貿易商人のみならず、ヘラクレスを信仰する隠者が数多く住んだので、ヘラクリス・モノエキ・ポルトス「ヘラクレス隠者の港」と呼ばれた」
 このモノエキ( Monoeci =隠者)が、現在のMonaco (モナコ)の語源になったというのだ!

 現在の英語では、monk (モンク)という言葉があり、研究社の『英語語源辞典』には・・・
「ギリシャ語の monakhos (モナクホス)は、はじめ「隠遁者」の意味であったが早い時期に「共同生活をする修道士」の意味に転じた」

 しかし、僕は、こう考えたい・・・
「ギリシャ語に、monarkhes (モナルクヘース=一人で支配する人)という言葉があり、現在の英語では monark (モナーク=独裁者)となっているが、モナコの地形は、仏伊の国境となるマリテェム・アルプスが地中海に落ち込んだ先のふたつの岬に抱えられるようにある天然の良港であるが、土地の面積は非常に小さく、攻め入るには難しく、他民族の支配を許さない。
 想像するに、フェニキア時代・ギリシャ時代から、少数の同族が支配し、独自の立場で地中海貿易を行なっていた。そこから、「一人で支配出来る港」と呼ばれたのが語源になったような気がする。

 現在の公国君主は、亡きグレース・ケリーの夫君レーニエ殿下。『世界大百科事典』によると・・・
「彼は、1959年、1911年の憲法を停止し、議会を解散して国政改革に着手。62年に5年を任期とする18名の議員よりなる議会を新たに発足させ、より民主的な憲法を制定した。ただし、議会は国王に助言するのみで、決定権は国王にある」

 ここからも想像で申し訳ないが、モナコは現在、財政危機にあるのではないだろうか。世界不況で観光客も減少し、日本、ロシア、中東からカジノ賭博の目的で来る上客のバブル・リッチも激減した。今は、モナコ港に係留してある豪華ヨットの数も少なくなっていることだろう。
 そこで、フロリダのような「スポーツ・フィッシング」をモナコ沖でも盛んにしたい。そのためには、「大西洋・地中海クロマグロの国際取引を禁ずるモナコ案」を提出し、お客の見込めるEU諸国の賛同を得て、モナコの名前をもう一度燦然と輝かせたい。この「ワシントン条約の締結国会議への提案」もまた、議会の決議だけでは外交的に無効であるから、レーニエ公国殿下の決定が先に行なわれていて、提案がなされたと見るべきだろう・・・  
author:ぷるの飼い主, category:P_Politics(政治用語の語源事典), 10:55
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2月7日付け「読売の編集手帳」のマニフェストに関する記事、その語源的補足について・・・
 昨日2月7日「読売新聞」の「編集手帳」にマニフェストに関する記事が掲載された。こうある・・・
「マニフェスト、という外来語には二つある。政権公約を意味するのは「manifesto」。
産業廃棄物のどの申告書類は「manifest」。立派な公約集と政策廃棄物一覧は紙一重だ」
 この記事、最後の締めくくりは
「「分別」もまた“ふんべつ”と“ぶんべつ”の2語あるが、鳩山政権にはどちらも必要だろう」
としていて、語源的な視点がなかなか面白いのであるが、「マニフェスト」の語源的突込みが物足らず、ちょっとわかりにくい印象を持った。そこで、今日は、その語源的な補足をしておきたい・・・
 記事では、 「manifesto」も「manifest」も同じ発音の「マニフェスト」になっているが、前者のアクセントはfe (フェ)にあって、最後のo (オウ)も発音するから、正しくは、「マニフェストウ」となる。
 それに対し、後者のアクセントは最初のma (マ)にあり、t の子音で終るから、「マニフェスト」。
 語源的には、両方とも、ラテン語に由来し、意味は「はっきりと手で指し示す」。
 ただし、前者はイタリア語に発し、ヨーロッパに広がった言葉である。研究社の『英語語源辞典』によると、1647年に「君主・政府・政党・団体などの発する宣言、声明」という意味として使われている。想像するに、現在のヨーロッパの形成のおおもとになったウェストファリア条約(1648年)締結会議に、総計66ヶ国が出席し、自己主張した。その時に、当時の公用語としてイタリア語が使われ、この言葉が登場したのではないだろうか。
 しかし、この 「manifesto(マニフェストウ)」という言葉が市民権を得たのは、1848年の「共産党宣言」の刊行の時である。マルクスとエンゲルスが執筆した「綱領」には、Manifest der kommunistischen Partei (共産主義政党の宣言)と出て来る。ふたりは、ウェストファリア条約締結200年という記念年に当たり、この言葉を使ったようだ。この場合、「政党の宣言・公約・綱領」ではあっても、Manifest (マニフェスト)という言葉が使われているのは、イタリア語がドイツ語になっているからなのである。
 一方の「manifest (マニフェスト」は、古期フランス語を経由して、専ら、「商業英語」として使われた。だから、16世紀から18世紀にかけての意味は、「船の積荷目録に載せる・積荷明細書」であった。その後、「乗客名簿」などの意味になったが、「産業廃棄物のどの申告書類」という意味で使われるようになったのは、環境問題がうるさくなった20世紀の終盤のことだったのである。
「編集手帳」のように、概念をきれいに2つに分けて説明する手法は、非常にわかりやすく、説得力を持つことが多いが、往々にして、「物事の真実」を伝えない場合がある・・・
author:ぷるの飼い主, category:P_Politics(政治用語の語源事典), 11:31
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今日の朝日8面「幼児誘拐、中国を覆う」。英語 Kidnap (キッドナップ=誘拐する)の語源!
 今日の朝日の朝刊8面トップに「幼児誘拐、中国を覆う」という記事が掲載された・・・
「中国で子どもが誘拐され、売買される事件が起こっている。〜保護した子どもは2千人を超える。背景には、世界第2位になろうとする中国が依然抱える貧困と格差がある。ある事件を追った」
 そこで、この英語のKidnap (キッドナップ=誘拐する)、Kidnapping (キッドナッピング=誘拐)の語源について調べてみた・・・
 もともとは、Kidnapper (キッドナッパー=誘拐者) という言葉がアメリカ南部で造られたらしい。初出は1678年というから、アメリカが独立する100年ほど前、イギリスから「綿」や「タバコ」などのPlantation (プランテーション=農園)を経営する移住者が大西洋を渡って来た時代である。
 あまりの暑さに、アフリカの黒人を大量に「拉致(らち)」して、奴隷として働かせた。では、この「拉致(らち)」が英語になったかというと、そうではない。アフリカからは、労働力としてすぐ役に立ち、過酷な奴隷船の中でもたやすく死んで行かない大人の黒人が重宝がられたからだ。
 この英語は、その黒人奴隷の男女が結婚して多数の子どもが生まれた時、その子どもたちを狙う白人の「誘拐者」がKidnapper (キッドナッパー)と呼ばれたことが語源なのである。Kidnap (キッドナップ=誘拐する)は、「誘拐者」という名詞形が先にできて、後からそれを短縮した動詞が生まれる「逆生」という言葉の成り立ち。
 さらに語源を追求すると、kid (キッド=子ども)+nap (ナップ=ひったくる)。しかも、kid (キッド)の語源は、「子ヤギ・若いヤギ」という意味で、Kidskin (キッドスキン=子ヤギの皮)という言葉に残っている。 こうして、「黒人の子」を「家畜を奪うようにかっさらい、炎天下の労働に耐えうるくらいまで育てると、高値をつけて労働力のほしい「農園主」に売り飛ばした」という、歴史の暗い裏面が浮き上がる。ただし、現代のアメリカでは、この言葉は、「身代金などを目当てに大人を誘拐する」という意味でも使われるようになっている・・・
  記事はこうしめくくっている・・・
「中国政府は昨年4月、幼児誘拐の撲滅キャンペーンを開始。〜2169人の子どもを保護した。〜表面化するのは氷山の一角ともいわれている」
 中国の事件の場合、朝日新聞は、「貧困と格差」に事件の原因を求める書き方をしているが、それは、中国社会の表層しか見ていないといえるだろう。
 根本的な歴史的背景は、中国の「一人っ子政策」。この政策は、豊かに発展して来た「都市部」で厳しく、労働力として人手のほしい「農村部」でゆるく運用する基本方針で実施されて来た。
 そのため、豊かになっても、跡継ぎができない都市部の人々は非常に多く存在し、その人々に「跡継ぎになる男の子はいらないか」と持ちかける「犯罪グループ=Kidnappers(キッドナッパーズ=誘拐者グループ)」が横行、子どもたちに目の行き届かない貧しい省の子どもたちを狙っているというのが実態なのだ・・・
author:ぷるの飼い主, category:P_Politics(政治用語の語源事典), 10:29
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「陸山会」の「資金洗浄」は「汚れたお金のクリーニング」という意味。英語で Money-Laundering (マニー・ローンダリング)。その語源は?
 今日の「朝日」の朝刊一面トップ。「小沢氏から出入りした4億円、「資金洗浄」 の疑い」と出ていた!
 そこで、「資金洗浄」の英語であるMoney-Laundering (マニー・ローンダリング)の語源について調べてみた・・・
 Laundry(ローンドリィ)という英語は、日本の主婦層や一人暮らしの若い人々の日常会話にたびたび出てくる言葉だというと、「えっ、本当?」と驚くかもしれない。しかし、本当なのだ!
 日本人のほとんどが(ランドリー)と言ったり、書いたりしているものだから、それと気がつかないだけなのだ! だから、(コイン・ランドリー)は、Coin-Laundry と書いて、(コイン・ローンドリィ)と発音するのが正しい英語に近い。
 時として新聞紙面をにぎわす「資金洗浄」は、このCoin-Laundry (コイン・ローンドリィ)を念頭において造語されたMoney-Laundering (マニー・ローンダリング)を和訳した言葉で、「資金洗浄」とは、ひらたく言うと「汚れたお金のクリーニング」という意味である。
 これを証明するかのように、『 The Oxford Dictionaryof Word Histories 』という「オックスフォードが出した語源の辞書」の表紙には、「コイン・ランドリーの洗濯機の中に、(汚れた)ドル札が入れられ、回され、cleaning (クリーニング=洗浄)されている様子」が描かれている・・・
 このlaunder(ローンダー)は「洗濯する」という意味であるが、語源はラテン語のlavare (ラワーレ=洗う)。しかし、この言葉は、lavender (ラヴェンダー=芳香のある植物)という言葉とも関連があるという説がある。どうも、「浴用香水や洗濯芳香剤として、ラヴェンダー水を入れたこと」に由来するらしい。
 日本という国の政治の社会、どうしてもお金がかかる。そういう慣行が政治システムの組み込まれているのだ。ところが、お金持ちのお母さんを持っていない政治家も多いわけだから、そういう人はのどから手が出るほどお金が欲しいということになる。
 しかし、「ラヴェンダーのようないい香りのするお金」は気をつけたほうがいいかもしれない。語源的に、「資金洗浄されたお金」かもしれないからだ。
 お金は、やはり、「働いて、汗して、その臭いのしみ込んだお金」がいいようだ・・・
author:ぷるの飼い主, category:P_Politics(政治用語の語源事典), 12:00
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