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朝日夕刊トップ、「パブリシティー権認定 最高裁が初判決」! そこで、パブリシティーの語源(その1)・・・
 2月2日は、ワイフ美登里の誕生日! 64歳になった。

 朝起きて「お・め・で・と・う、ム・シ・歳!」と言って上げた。お金がないので、プレゼント行為は無視!

 その日の朝日夕刊の一面トップの見出しは、「パブリシティー権認定 最高裁が初判決」とあった。

 この「パブリシティー権」に関しては、裁判長が「名前や写真などが客を引きつける力を持つ著名人の場合、その価値を商業的に独占できる」と述べたと記され、「最高裁が示したパブリシティー権侵害の3類型」が囲い記事として掲載されているので、何とか理解できるが、「一言で表現できるほど噛み砕いた定義」になっていないので、「語源の力」で解説しようと思う。

 研究社の『ニューカレッジ英和辞典』に、publicity(パブリシィティ)は、
一 宣伝、広告、公表
二 知れ渡ること、世間の注目

「パブリシティー権」とは、このうちに「二」の意味である。「最高裁判所が示した3類型のは「写真などを商品の広告に使う」と明記されているから、「一」の意味に誤解されそうだが、「二」なのである。

 ここで、「publicity(パブリシィティ)権」を定義づけると、
「広く世間に周知されている価値を持つ人を著名人といい、商業的に独占的に使える権利を有す。誰もこの権利を無断で利用できない」

 この「広く世間に周知されている価値」の意味がどこから来ているかというと、publicity(パブリシィティ)の語源がラテン語のpopulus(ポプルス=人々)に由来し、英語のpeople(ピープル=人々)と同源だということ。

 すなわち、publicity(パブリシィティ)は、「people(ピープル=人々)の中でよく知られた人の顔はpublic(パブリック=公然な)ものになっている」という意味が先に出て、その後、「この顔を使って利益を得るような商業的な活動が盛んになり、大規模に、媒体などを使って行なう場合、「宣伝、広告」というような意味として使われ出した」ということなのだ!

 研究社の『英語語源辞典』によると、publicity(パブリシィティ)の「二」の「周知」の意味は1791年、「一」の「宣伝、広告」は1826年に初出した。

 続きます・・・
author:ぷるの飼い主, category:A_Advertising(広告用語の語源事典), 12:38
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スターバックスの店名の由来は、海洋冒険小説『白鯨」にあり!
久し振りにスタバに行った。僕は「本日のコーヒー」にしたが、ワイフはちょっと洒落て「キャラメルマキアート」。注文する時、必ず聞くことにしていることがある。前から気になっていたことだが、スターバックスという店名の由来がどうしても、? 。マークを見ても、star(スター=星)の冠をかぶった女性は描かれているが、buck(バック=雄鹿)はいない。Starbucksも辞書に出て来ないし、どこのお店の店員さんも答えられないからである。しかし唯一、我孫子のエスパのイベントでコーヒーをサーヴしてくれた若い男性社員(アルバイトさんかも?)だけが、こういう風に教えてくれた、「研修で、現会長のハワード・シュルツさんが日経BP社から『スターバックス成功物語』という本を出していると聞いて、読んだんですが、名前は『白鯨』に出て来ると書かれています」。
そこで、H・メルヴィルの『白鯨』(河出書房新社)をそれこそ何十年ぶりかで読んでみた。出て来た! 白鯨モービィ・ディックに片足を食いちぎられたエイハブ船長の下にいて、一等運転士であるStarbuck(スターバック)という人が。彼は、「敬虔なクエーカー教徒で、丈の高い、熱のある、叡智があり、用心深い人物」として描かれている。想像するに、シュルツさんが入社する前、『白鯨』を愛読する創業者がこの人物にほれ込んで、シアトルのコーヒー1号店にその名前をつけたらしい。チェーン店舗だから、複数の「s」を語尾につけて・・・
僕のような疑問を持つ人は多いだろうから、スターバックスの店員さんはもっとちゃんとした情報を仕入れて、きちんとした応答ができるようになると、いいのに、ね!

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author:ぷるの飼い主, category:A_Advertising(広告用語の語源事典), 11:13
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「ホワイト家族」のおかげで、白い紀州犬が大流行する?!
近所の家が白い日本犬を飼った。「紀州犬ですか?」と聞くと、「柴犬です!」という。「どこで買ったんですか?」となおも聞くと、何と、わが家のプルちゃんと同じペットショップだという。そういえば、プルちゃんより数ヶ月遅く入荷した白い子柴をそこで見て、珍しいと思ったことがあった。白い日本犬が流行り出したのだろうか?!
animal−ad(アニマルアド=動物の広告)は、印象度が強い。最近目につくのは、ソフトバンクショップで働くわたし(上戸彩)の「ホワイト家族24」に出て来る白い日本犬だ。しかし、彩が「どうしてお父さんが犬なのか、わかんない!」というように、白い日本犬は意味不明のお父さん役で出て来る。そればかりではない。「ホワイト家族」であるはずなのに、彩のお兄ちゃんは覚束ない日本語を話す黒人さん・・・
でも、こういう理屈が通っていないところが、ad−world(アドワールド=広告の世界)らしくっていい。犬好きはこの広告を見るたびに、この白い日本犬は小さめの紀州犬なのだろうか、それとも大きめの柴犬なのだろうかと思ってしまう。パソコンで見ると中型犬の紀州らしいが、テレビ画面では少し小型に見えてしまうのだ。それはともかく、今、この広告の影響を受けて、白い日本犬を飼う家はちょいと鼻高々に違いない。
数年前、「どうする? ××××」という消費者金融のCFが流れていた時は、黒目の愛くるしいチワワが大流行した。それから洋犬ブームが続いているが、「ホワイト家族」の広告が流れ出した以降、和歌山や三重の山の中の犬舎に問い合わせの電話が殺到しているかもしれない。最後に、「犬の広告」の起源について。それはビクターのNipper(ニッパー)が始まりだった! これについては、今度ゆっくり語ろう。


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author:ぷるの飼い主, category:A_Advertising(広告用語の語源事典), 11:46
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むすめから、iPod (アイポッド)の語源についてオブジェクション!
わがブログを読んだ娘から、早速、「パパのipod(アイポッド)の説明が納得いかなかったから、英語のサイトで由来を調べてみた」というメールが入った。それによると・・・
アップル社は、iMac(アイマック)などinternet(インターネット)関連の家庭用製品を先行して発売し、それにはi(アイ)をつけている。
ネーミングはフリーランスコピーライターVinnie Chiecoの提案で、彼は、映画「2001:A Space Odyssey(2001年宇宙の旅)」を観ていた時に思いついた。
宇宙船ディスカバリー号には小型宇宙船EVA Podというものが搭載されている。またディスカバリー号に搭載され、船内すべての制御を行っていたHAL9000(人工知能を備えた架空のコンピューター)に対して、登場人物の一人が発したフレーズ、"Open the pod bay door, Hal!", からアイデアを得た。
Podは「さや・繭」以外に、航空用語で「主翼エンジン部分・燃料をおさめる部分・宇宙船の離脱部」の意味があることから、この場合は、「宇宙船で取り外し可能な部分」をさしている。
私(娘)が思うに、デジタルオーディオプレイヤーとして小型ながらハードディスクを備える画期的な商品なためにEVA PodのPodとかけたんではないかな。
お父さんも英語でInternet使いこなせるようになると良いよね。
ちなみに英語でInternetで調べることを最近は、名刺扱いでGoogleって言います。Yahooではありません。Can you google it? って言ったりする。
この名刺は、名詞の変換ミスであろうが、その他のことは、完全に1本取られた・・・
author:ぷるの飼い主, category:A_Advertising(広告用語の語源事典), 13:19
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アップル社の、iPod(アイポッド)の語源!
娘が久し振りに帰って来た。一緒に寝そべってテレビを見ていたら、アメリカのアップル社がiPhone(アイフォーン)を新発売したというニュースが流れた。店から大の大人が次々出て来て、「I’m very happy!」などと叫んでいる。「そんなに嬉しいものかねー?!」と呆れたら、「私ねー、ニューヨークでiPod(アイポッド)の広告見た時、あっ買いたい!と思ったもん。広告がスゴイうまいのー。直ぐにお店に行っちゃたー」。「iPodってさー、私の壷(つぼ)?」と聞くと、「壷はpot(ポット)! ハリー・ポッターのpotter(ポッター=陶工)でしょ」と馬鹿にされた。でも、pod(ポッド)の意味はいわなかったから、知らなかったに違いない。そこでこっそり辞書を引いてみると、「エンドウ豆のさや・蚕の繭(まゆ)」と出ていた。さらに、−podで「足」の連結形となるから、Walkman(ウォークマン)的な意味が含意さているのかもしれない。では、i(アイ)は何だろう? 多分、人によって、意味は微妙に違うだろう。ネーミングを開発した人はinformation(インフォメーション=音楽情報)、決めた人はidentification(アイデンティフィケーション=コンピューター企業としての同一性)、技術者はintelligence(インテリジェンス=情報知能)、売る人はinterest(インタレスト=興味)。短い言葉に色んな意味を込めるのは企業の論理であるが、買う人にとってはカッコいいネーミングであることが、購買を決める一大要素。それも、I(アイ=私)ということで、十分叶えている。そういえば、ニューヨークから来た娘の手紙に、「i am 〜」というように、I(アイ)を小文字のi(アイ)にする洒落た書き方があったことを思い出した・・・
author:ぷるの飼い主, category:A_Advertising(広告用語の語源事典), 12:27
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